信楽焼


信楽焼、皆さん一度は聞いたことあるのでは??

そんな滋賀を代表する信楽焼を新しいことに挑戦しながらつくり続ける、

卯山窯さんを取材してきました!


信楽焼とは



信楽焼は鎌倉時代から信楽地方で作られている、琵琶湖の土からできている

歴史ある陶器のことです。

その特徴として、ビードロ釉や焦げなどから現れる「わびさび」などがあげられます。



ここで、

あれ、信楽って滋賀の中で内陸のほうなのに琵琶湖の土??って思いませんか?

実は琵琶湖ははるか昔、現在の三重県伊賀市の小さな湖から生まれ

長い年月をかけ現在の位置に移動したのです。

つまり現在の信楽はかつての湖底であり、そこから信楽焼のもととなる

良質な土が取れるのです。

光を通す!?「信楽透器」

卯山窯を代表する、光を通す陶器である「信楽透器」。




この光を通す土は信楽窯業技術試験場で開発されましたが、

土自体が一般のものに比べ10倍もの値段になってしまうことに加え、

不純物が入るとすぐに斑点ができ商品化しにくいという問題があったんです。



なぜこのような難しい製品の開発に挑むわけができたのか、

その理由を聞いてみると、

昔陶器で照明を作ろうという研究会が立ち上がった際、

ある照明メーカーの担当者さんに「そんなもん作れるか!!」と言われたそうです。

この一言がずっと心の中に引っ掛かっており、

それが今の「信楽透器」を作る原動力になったと語ってくれました。

悔しさをバネに現在の人気商品を作る、

男らしい、かっこいいと感じました。

モノづくりの「核」とは

卯山窯の代表である、西尾さんにお話を伺いました。


焼き物づくりをする際に大切にしていることを聞いてみたところ、

「焼き物は生活道具であるということを忘れてはいけない」

「使いやすさを一番に考えている」

と教えてくださいました。

物事の本質を見失わない、とても難しいことですが、

このような思いが徹底されているからこそ

素晴らしいものを作ることができるのだなと感じました。









また、卯山窯の教えとして、

「一生懸命仕事する、ただ、絶えず挑戦し続ける」というものがあります。

伝統工芸とは常に挑戦していかなければ前に進んでいかない、

新しいことに挑戦していった結果が、今の信楽という産地を作っている

ということも教えてもらいました。

感想

今回取材をさせていただいて感じるものが多くありました。

挑戦し続けることの大事さ、本質を見失わないこと、

また悔しさから生み出される反骨心など、

どれも今の自分に足りてないなと感じます。

信楽焼のことから生きる上で大切なことまで、様々なことを教えてもらった中で、

やはり長い年月が経っても今なお残っているものには

洗練された技術以外のところでも大事な部分があるのだなと思いました。

卯山窯さん、取材のご協力ありがとうございました!

信楽焼窯元

卯山窯

〒529-1851 滋賀県甲賀市信楽町長野789 TEL:748-82-0203

webサイト→https://uzan.jp/